ITK3 マクロスF 早乙女アルト コスプレ 2011年09月04日 プラザ平成
マクロスF 早乙女アルト: ITK3
参照 アーカイブ
http://www.cosp.jp/view_photo.aspx?id=3468774&m=108896 以下「ウィキペディア」より抜粋
早乙女 アルト(さおとめ アルト、早乙女 有人、Alto Saotome)
声 - 中村悠一
本作の主人公。美星学園高等部航宙科パイロット養成コースに通う少年。2042年7月27日生まれの16歳(作中で誕生日を迎え17歳)[14]。
歌舞伎の名門早乙女一門の跡取りとして生まれ、母親似の容姿と天賦の演才で10歳で初舞台を踏み、伝説的な女形として芸能関係者を呻らせ将来を嘱望されていたが、亡き母の影響と幼少から抱いていた大空への憧れを捨てられず、父である早乙女嵐蔵と大喧嘩の末に勘当される。以後、二度と早乙女家には近づかないと誓いを立てていた。高等部進学時に演劇科から航宙科へと転科。学業成績は次席と優秀で、パワーグライダー「EX-ギア」を用いたアクロバット飛行を得意としている。
美少女と見紛うほどの美貌の持ち主だが、自分の女性的な容姿や出生に強いコンプレックスを抱いている。「アルト姫」あるいは単に「姫」と呼ばれることもあるが、上記の理由から言われると怒る。
斜に構え反抗的な態度をとることが多いが、正義感は強く義理固い性格。一方で異性関係には疎く、ランカやシェリルの気持ちにはまったく気づかない。手慰みに紙飛行機を折っては飛ばす癖がある。母から贈られたお守りを大事にしており、首に下げ片時も離さない。
シェリルのライブ当日にランカ、シェリルと知り合う。ライブ直後のバジュラ襲撃で逃げ遅れたランカを救うためヘンリー・ギリアムのVF-25Fに搭乗。統合軍のキャサリン・グラスやS.M.Sのオズマ・リーに目をつけられたことがきっかけで、S.M.Sスカル小隊所属のパイロットとなる。パーソナルカラーはギリアムから引き継いだ白地に赤と白のラインの入ったVF-25Fの007番機に搭乗することになる。入隊後の階級は准尉(後に少尉)。スカル小隊でのコールサインは「スカル4」。
パイロットとして天才的な腕前を持つが、己の身に流れる役者としての血や未練を断ち切れていないことに気づき、自分自身の在り方に迷いを感じる。一方で激しさを増すバジュラとの戦闘や、その背後にある秘密、ランカやシェリルの変化により、大事なものを護るための戦いに否応なしに巻き込まれていく。
S.M.Sの解体・新統合軍への編入後は正規軍人として中尉に昇進し、サジタリウス小隊の隊長に就任、VF-171EXに搭乗するようになる。この時のコールサインは「サジタリウス1」。
テレビ版漫画 - 女性のような顔立ちであることや、役者の家に生まれ、その道を捨てたことは描かれているが、歌舞伎や実家との関わりについては具体的には触れられていない。
テレビ版小説 - テレビ版ではあまり描かれなかった「歌舞伎」に焦点が当てられており、アルトの人格や軍人としての才能など、あらゆる面でのバックボーンとして全編にわたって描かれている。父の方針により幼少のころよりあらゆることを叩き込まれ[n 1]、古武術[n 2]なども身に付けている。早乙女家を出た後は千束ブロックにある八畳一間のアパートに住む[n 3]。かつては日常生活においても女として生きる「真女形」の修行経験があり[n 4]、舞台で男の性欲の対象として見られることに耐えられなかったことをミハエルに語る場面がある[n 5]。短編「デンジャラス・ジャーニー」においては、父への反発から男として振舞っているが、リラックスしたときには「女」の部分が無意識に出るとされている。
劇場版 - ランカとは以前からの知り合い。幼少時にはギャラクシー船団を訪れたことがある。ランカとの対話で、自分が歌舞伎から逃げ出したことを自覚する。シェリルやランカとの交流で女形への拒否反応は徐々に影を潜め、アルカトラズで行われるランカの慰問コンサートでは、ゴシック・アンド・ロリータを着用してランカのバックダンサーを務める。バジュラ本星の決戦では、幼少期のシェリルに出会い、彼女が歌手になる切っ掛けを与えていたことを思い出す。そして自らの気持ちに答えを出し、二人の歌姫の助力を得て「光の舞」をYF-29 デュランダルで体現する。しかしランカとシェリル、それぞれに自分の想いを告げた直後、バジュラクイーンのフォールドに巻き込まれて行方不明となる。
少女漫画版 - フロンティア船団を訪れたシェリルの舞台裏での態度を注意し、その後バジュラの攻撃からシェリルを救う。ランカとは以前からの知り合い。決められたレールを嫌って歌舞伎から空に逃げたことを自覚し、シェリルと出会ってから心の中の空虚な部分が埋められていったことを語る。ギャラクシー船団との最終戦ではコードネームを「ヴァルキュリア1」と改め、シェリルをギャラクシー船団元老院まで送り届ける任務を受ける。
解説 - 河森によるとコンセプトは「少女のように見える少年」[15]。また、「どこまで本心なのか、本人も分からなくなっている、というキャラクター」[6]への試みであるとも語っている。当初の企画段階ではゲーマーという設定だったが、ありがちになるため歌舞伎役者に変更された[5]。
上述のように「歌舞伎の女形」という設定を与えられてはいるが、河森はテレビ版における反省点のひとつとして本編中でアルトの芸をほとんど描けなかったことを挙げている[2]。歌舞伎の舞をアニメーションで再現するのが困難であったことがその理由で、本編では舞の直接的描写は避けて会話内容にニュアンスを含めるにとどめたという[2]。また吉野は、本作についてヒロイン二人にもさまざまな設定があることから「ちょっといろんなアイディアが過積載ぎみな作品なんですよ」[10]と評した上で、主人公であるアルトを「視聴者との接点」とする必要から「父親との確執」「空への憧れ」といった部分を前面に出し、特殊な世界であり「視聴者との接点」を持たせにくい「女形」の部分にはあまり焦点を当てなかったとしている[10]。
アルトを演じた中村は、アルトが二人のヒロインの間で揺れているように見える場面があるたびに共演者(とりわけ女性)から非難を受けたと語っている[16]。中村自身はアルトについて、高校時代に声優になりたいという夢のことばかりが頭の中を占め、当時の友人や恋人との思い出がほとんどないという自分自身と重ね、パイロットになるという夢が大きいがために恋愛に興味を持っていないのではないかと解釈していた[16]。
河森はアルトの容姿や声が完璧であるがゆえに、かえって優柔不断に映ったのではないかと分析しており、また実際には『超時空要塞マクロス』の主人公、一条輝よりも活躍していると述べている[1]。