二期連続のマイナス成長!

デフレのリスタートが露呈した。デフレ脱却をスローガンにお金を刷り続けたが、それでもインフレには向かわないようだ。

何度も言うように、頑張ればデフレになる。という事を理解できてない人が多すぎる。

ただ、頑張っても人口が増えればインフレになるという奇跡的な状況が、この基本原則を忘れさせたに過ぎない。

そして、今我々は少子高齢化による人口減少という初めての環境にいるのである。

経済で大事なのは消費である。市場が有るから生産が出来る。

消費をするのは若い世代である。消費の基本は衣食住。歳を取るとこの基本が大幅に減る。着るものは殆ど買わないし、飯もあまり食わなくなる。住まいは古い家でも構わない。

高齢社会は消費が少ないのだ!

仮に人口が急激に減らなくても、急速に高齢化していれば市場は急激に縮小しているのである。

この状況においてインフレを起こすのは不可能である。そういう道理を無視して、昔の発想でインフレ対策を行うのはナンセンスである。

新しい時代には新しいアルゴリズムを投じなければ、時代は適正に動かないのである。

全ては常識の外にある!

それに気づくまで上手く行かない。

難しい事ではないが、非常に厄介な事である。