今、地方自治体には災害対策本部なるものが設置され、対策を検討実行している。
地方自治体が災害対策のプロかと聞かれても・・・恐らく、答えは「NO」である。普段は通常の行政業務を行っており、自治体の責任として、そういう専門部署を臨時に立ち上げているわけだ。
恐らく、日本には災害対策のプロがいない。そして、災害対策支援のシステムもない。このことが、こういう大災害時に露呈するのだ。救援物資の収拾・配送システムなどは、コンピュータが得意とするところだ^^
どの避難所のどういう人たちが何人いて、何を規模しているのかという情報管理のシステムと連携すれば、相当に迅速な支援物資の配送及び収拾の対応が図れる。被災者でない人々が何をすれば良いのかという指示も適切に出せるのだ。
こういう災害において、人力は偉大である。人ではいくらあっても足りないだろうが、それとて、どういう布陣で対応するのかと言うキチンとした戦略的システムがあれば、災害分布、被害状況、被害構成などによって、ほぼ自動的に必要人員と構成が出ることになる。
それに応じて、職員及び各種ボランティアの派遣や配置が迅速に出来る。更に、こうした人的・物的支援の配送システムを確立していれば、恐らく、発生から数日以内に被災地へ配置できるだろう。
そして、更に大事なのは、備蓄である。非常食から燃料、通信機器などの備蓄を計画的に行う必要があろう。こうした発想が阪神大震災のときに何故実現されていないのかが残念であるが、これを機に実現して欲しいと思う。
特に、今回行政機関が消滅した地域もあり、こうしたシステムによってカバーする必要があるだろう。それは、来るべき関東大震災=首都消失という恐るべき事態への対応を迫られているということだと思う。
備えあれば憂いなし・・・・震災の最中に言うべきことではないが、これは決して終わりではない。むしろ、始まりだと認識すべきだと思うのだ。
こういう形が現実的であろうが、しかし、「全ては想定外・・・ 」でも書いたように、夢は「無災害都市」の建設だろう。まだまだ人類が為すべきことは山積である・・・・
まだまだ・・・・夢の途中なのだ。