温室効果ガスによる地球温暖化が大きな問題となっている状況を色々調べていくうちに、氷河期の可能性を感じることになりました。子どもの学習に付き合って、アル・ゴアの「不都合な真実」というドキュメンタリーを見ていたときに、二酸化炭素の濃度と気温上昇の関係のグラフが出てきていました。


そこまでは、世間一般に言われていることでやっぱりっていう感じだったのですが、二酸化炭素が増え地球の温度が上昇した後に来るのは氷河期でした。何で気温が上がれば氷河期に向かうのかというのは、素人考えで不思議な結論です。


素人なりに色々調べると、地球環境の維持に大切な熱塩循環 というものを見つけました。地球表面を流れる海流と異なり、海洋深層を流れる熱循環の仕組みです。ご存知の方は多いと思いますが、メキシコ湾流によってヨーロッパは比較的温暖な気候を維持しています。


それを支えているのが熱塩循環であり、海洋大循環と呼ばれています。ヨーロッパを温暖にした後冷たい空気によって冷やされ海氷形成時に出る塩分によって重くなり北大西洋深層水として海底に潜り1000年以上の時を経て、インド洋及び太平洋に浮かび上がってくる。


しかし、温暖化によってグリーンランド周辺の海氷が減り、また陸氷が溶け出すと塩分濃度が下がり、近海の海水温度も上昇する。そうなると北大西洋の深層海流が潜り込む力を失い、熱塩循環が緩む。そうなればメキシコ湾流が弱くなり、ヨーロッパが寒冷化する。


地球環境を保つ為のメカニズムというのは非常に複雑であり、太陽の熱量とそれを地球内部で調和させる機能が働いて初めて保てるのではないでしょうか。一度、熱塩循環が止まると回復するまでに数千年は掛かるようで、その間少なくとも寒冷期を過ごすことになる。


専門家ではないので、詳細な理論は書けませんが、「ザ・デイアフタートゥモロー」という映画ができる位ですから、可能性としては否定できないと思われます。しかし、一つ驚いたのは、二酸化炭素の増加という現象は、人類が生まれる前から起きていたということです。


氷河期における氷期と呼ばれる寒冷の時代は、4万年から10万年周期で起こっていたらしいのですが、そのいずれもが二酸化炭素の増加と温暖化の後に来ているようです。従って、最後の氷期が終わって1万年足らずしか経っていない現在、氷期が訪れるのは異例であると思えるのですが、もし、言われているような温暖化が起これば、異例ではありますが、その後に氷期が訪れるというのはありえることだと思います。


問題は、その要因が人類にあるのか、そうでないのかであろうと思うのです。人類が誕生する前から、二酸化炭素の増加と温暖化という現象があっていたようなので、100%人類に責任があるとはいえないと思われます。


しかしながら、もし、このまま温暖化していけば人類が受ける影響はとても大きいものとなるのは間違いないと思われます。ただ、一番大事なことは、減らす努力ではない。もちろん、減らす努力も必要ではありますが、その先にある事態に対応することではないでしょうか。


やっぱり、それは大深度地下都市開発であると思います。世界が金融不安に揺れている今だからこそ、日本は、未来を見据えた積極的な大規模公共投資が必要であり、それが出きる国であると思います。