日本の食料自給率が40%を切り大きな問題だと騒ぐ人がいます。
主な食品の品目別自給率の推移 を見るとお分かりになるのですが、私は決して大騒ぎするレベルの問題ではないと思っています。なぜかと言えば、主食である米の自給率が高いから・・・・100%は切っていますが、それは飽くまで生産調整で落としているのであって、作ろうと思えば数年で100%を越える水準を維持することは不可能ではないから。
今でこそ、日本は豊になり、豊富な食材に恵まれた食卓になっていますが、僅か数十年前は一汁一菜の食卓も珍しくはなかったのです。日本の高齢は、こうした粗食が支えていると聞いたことがあります。
今の若い人は肉中心の食生活を送っているかもしれませんが、私なんかは古い世代であり、ご飯と漬物だけでも全く平気な世代であります。米がないと生きていけない世代かもしれません。
表を見ると分かるのですが、自給率30%を切っているのは、飼料と大豆とトウモロコシと小麦。豆腐が食べられないのはちょっと寂しいですが、パンは食べなくても平気だし、牛乳や卵や肉類も何とか大丈夫です。
野菜の自給率が80%以上というのは意外な数字でした。健康で長生きする為には、日本人は粗食に戻るべきだと私は思います。それが国民の医療費を抑えることにもなるので国家財政にとっては良いことであり、その分、豊な人生へ使えるお金が増えることにもなる。
行政のムダを叫ぶ人は多いですが、食品のムダを叫ぶ人は少ない。
自給率は総合の自給率ではなく、品目別自給率を考えながら行けば宜しいのではないかと思います。