大人と子どもの違いは一体なんのでしょうか・・・・


その昔、GHQのマッカーサー司令官が、日本人を称して「12歳の子どもである」と言ったそうです。


アダルトチルドレンなる言葉が流行った時代もありました。


先日も、中学生がバスを乗っ取る事件があり大きな話題になっています。


私は、大人と子どもの違いは考えることが出来るかどうかにあると思っています。とは言っても、歳を取れば考えることが出来るようになるとは言えないと思っています。


日本の教育では躾という言葉が出てきます。ご承知かと思いますが、これは人に対して使う言葉では本来ありません。動物に対して使う言葉であります。人と動物の大きな違いは、言葉による意思の伝達が出来るということと反省するという事ではないかと思います。


キチンと考えるから反省という言葉が出てくるのであり、叱られたから出てくるのではない。中学生も叱られた腹いせに犯行を行なっている。前にも書きましたが、叱るという行為は決して反省を促す行為ではなく、むしろ、物事を感情的に判断させてしまうことだと思います。


日本には、恥や叱りの文化があります。そういう文化が、マッカーサーにああいう言葉を発しさせたのではないかと考えています。話せばわかるという言葉がありますが、日本では中々実行されない言葉であります。


人は間違いを犯すものです。知っていて犯す人は止められないが、知らないで犯す人は止めることが出来る。何故なら、知ることによって問題は解決することを意味しているのです。


それをキチンと相手が理解するまで説明すれば問題は起こらない。それをしないで叱り飛ばすから問題が起こってしまう。それを判断して適性に行なうのが大人であろうと思います。


相手に理解させるには、まず相手を理解しなくては方法が見つかりません。大抵の場合、言いたいことを自分の方法で伝えようとするから理解されない。だから、一番大切なのは、相手を理解することであるということになるのではないでしょうか。


つまり、言い換えると大人とは相手を理解しようとする人であるということになる。他人を理解するのはこの世で一番難しいことであると思いますが、大事なのは、理解しようとする姿勢ではないかと思います。一朝一夕には理解できないと思いますが、諦めずに努力していればいつかは分かる日が来ることでしょう。


特に、家族間ではこのことを忘れてはいけないと思います。親が子どもを理解してあげようとしなければ、理解しようとする姿勢の大切さを伝えることは出来ません。言葉にすれば簡単なことですが決して簡単なことではない。だけど、それが親の愛と責任であると私は思っています。