日本に大統領制を導入するのはどうだろうかと考える。


一番の理由は、内閣に国民の意思が反映されないからである。内閣は何のためにあるかといえば、国会議員のためにあるとしか言えない。国民のために政治をするというよりも、国会議員の目標なのである。


だから、政治がキチンと機能しないのではないだろうか。先日、死刑執行で書いたが、日本人は社会に問題があると考えるよりも個人に問題があると考える傾向にある。それは、つまり社会的な合議制に適しているというよりも、個人の権限で行なうのに適していることを意味すると思う。


こうした傾向は、長い封建制の影響になると思われる。議院内閣制よりも大統領制が日本に合っていると思うのである。日本における様々な機能不全はシステムに問題があると私は思っている。日本がベストパフォーマンスを発揮できる環境が整っていないのである。


恐らく、大統領制に移行すれば、国民の政治的関心は大きく変わるだろう。そして、誰を大統領に選ぶかによって国の運命が大きく変わるのである。皆さんは小泉総理が誕生した時のことを覚えているだろうか。当時は自民党総裁選挙がまるで、大統領選挙のように国民に感じられたはずだ。


国民の望む指揮官によって国民は一つにまとまり日本のパフォーマンスは向上する。国民の力が上がれば、自ずと官僚の力は薄れていくだろう。日本が元気になるとは、日本のパフォーマンスが上がることであり、日本に住む人は、そのことを考えなければならない。


ちなみに、地方公共団体は大統領制と同じような形態を採っています。だから、やってやれないことはない。いや、むしろ国政だけが違うのはおかしいのかもしれません。