多くの国の国名には、「~~~こういう国家」という国家表記になっています。


では、一体日本はどういう国家なのか?


国を形作るのは何と言っても憲法です。前文と第一条に


国民主権とあることから、民主主義国家であるということは誰もが知っている


で、政治体系は議会制民主主義となっており、確かに民主主義国家といえるでしょう。


しかし、教育の世界はどうなっているのか?


民主主義の根本は選択と責任だと思います


学校教育の基本を為す義務教育制度にそれがあるのか


実は、義務教育においてそれらは一切ありません


義務教育はすべからく君主制になっています


学校の責任者である校長を選ぶ事は出来ません


それらを指揮監督する教育長・教育委員を選ぶことも出来ない


もちろん、その上の首長は選べますが、殆ど細部に目が行き届かず役に立たない


最近では、校長を民間から採用する・・・という手法もあるようですが


それとて行政が採用するというやり方になっています


そして、学校教育の責任は誰が取るのか・・・・・


最近は親の責任という風潮がありますが、実は親が責任を取れる体制にはなっていません


子どもたちが学校にいる時間を考えると、家で教わることよりも学校で教わることが多いはず


全ての国民が受ける義務教育の中が民主主義体制になっていないというのは国家として


致命的な欠陥となり得ます。


つまり、国民が民主主義を学ぶ場所を全く与えていないという事です。


「教育は国家百年の計」という言葉の通りだとすると、日本はこれからの百年を苦しまなければ


ならないという事になります。


日本国憲法施行から60年がたった今でも、この問題が大きな論争となる事はない。


選択と責任が存在しない民主主義・・・・・こんなに恐ろしい体系はないと思います。


もし、憲法で謳うような国家としたければ、まずココを変えなければいけない。


今変えても効果を出すのは数十年後となるでしょう。


今となっては手遅れなのかもしれません。


憲法9条ばかりが注目されますが、そんなことは二の次です。


一番大事なのは、日本がどういう国家なのかということ・・・・・


そして、それを忠実に実行することだと私は思います。 


郵政民営化も大事ですが、最も大事なことはこのことだと思います。


これが出来れば、放っておいても良い国になります。