以前、僕は人生を楽しむ上で必要な三つの要素

について記事にしました。


今回はその内の一つ「心の感度」を高める方法に

ついて書いてみたいと思います。




「心の感度」を高めるには何をしたら良いのでしょうか?


心を解放して何事にも敏感に反応できる状態にする事。


物事を論理的に考えずに感覚的に捉える事。


普通に考えれば、これらの事が大切でしょう。


しかし、僕はこれらよりも、もっと重要な根本的な要素がある

と考えています。





人は皆、子供の頃は「心の感度」が高い状態にあります。


くだらない事で、転げまわって笑い、

気に入った事なら同じ事を何度でも繰り返しして遊びます。


しかし、年齢を重ねるにつれて、

人はそんな風に物事を楽しめなくなります。


「それが大人になるという事だ」と言う人もいるかもしれません。


しかし、人がそうなってしまうのには

もっと具体的な理由があると僕は考えています。





例えば、繰り返し怒鳴られ、叱られた経験があったとします。


直感的には「納得がいかない」と感じていたとしても、

「この人は自分の事を思って叱ってくれている」と

人は自己暗示にかけ、そのストレスを軽減させたりします。


また、繰り返し怒鳴られ、叱られる事によって

それに徐々に慣れ、

最初の頃より不快感を感じにくくもなります。


僕が考える「心の感度」が下がる一番の理由は

こういう自己暗示や慣れによるモノです。





人が成長する上で

沢山のストレスを受ける事は避けられません。


しかし、そのストレスから心を守る為に

人は意識的にしろ、無意識的にしろ、

自らの「心の感度」を下げています。



そして、このとき重要なのは


自己暗示や慣れによって鈍くなった「心の感度」は

本来、直接関係ない要素にまで影響を及ぼしている


という事です。



例えば、怒鳴られる事に対して慣れてしまった心は

「繊細なメロディライン」に感動できなくなっている

のかもしれません。


例えば、理不尽な事柄に対して腹が立たなくなった心は

漫才を観て心から笑えなくなってしまうのかもしれません。



勿論、これらはあくまで僕の持論ですが、


人にとって不要ながん細胞を全て取り除くには

側にある健康な細胞も多く取り除く必要がある様に、

自分にとって都合の悪い感覚だけを鈍くする事など

きっと、人には出来ない



つまり、自己暗示や慣れによって鈍くなった「心の部分」は

人生を楽しむ上で必要な「心の部分」にまで

悪影響を及ぼしているのでは、と僕は考えています。



だから、「心の感度」を高める一番の方法は


ストレスに対する自己暗示や慣れによって

心が本来持っている感覚を鈍らせない事


だと僕は思っています。

(要するに、ストレスを必要以上に受けない生き方をする事)




以前の記事にも書きましたが、

現代人は何かと「我慢する事が良い」と考えがちです。


しかし、そういう考え方をしている人ほど

人生を楽しむのが下手な様に、僕には見えます。

(心の感度が下がってしまっている為)


勿論、全てのストレスを避ける生き方などありませんし、

ある程度のストレスは人生において必要だとも思います。


しかし、中には避けられる(避けるべき)ストレスもあるはずで、

それを上手く避けて生きる事が

心の感度を上げる(人生を楽しむ)一番の方法だと

僕は考えています。



こういう考え方に対して、共感してくれない人もいるかもしれません。

(真面目な人ほど、きっとそうでしょう)


しかし、必要以上に我慢する事は、

本当は誰も幸せにはしません。

(どこまでが必要な我慢かの線引きが非常に難しいですが)




いずれにしても、僕は

「心の感度」を高める(人生を楽しむ)一番の方法は

必要以上のストレス(我慢)を避ける生き方をする事

だと考えています。

(当たり前といえば、もの凄く当たり前ですが)




アナタは必要以上に我慢してませんか?


そして、心の感度が高い状態を保てていますか?