「身体と心の健康が人生において最も大切」
一つ前の記事で僕はそう書きましたが、
これは別に突飛な事でも斬新なアイデアでもありません。
人生について少しでも考えた事のある人なら
普通にたどり着く考え方だと思います。
しかし、それでも、「心の健康」を保てている人は
圧倒的に少数だと僕は思います。
何故でしょうか?
現代人の多くが「人生において心の健康が大切」と
分かった上で、心の健康を保てないのには
幾つかの理由があると思います。
まず一つ目の理由は
「身体が不健康だから」
言うまでも無く、心と身体は非常に密接な関係にあります。
身体が不健康になれば、心は不健康になりますし、
また、逆も然りです。
例えば、睡眠不足や偏った食生活。
これらによって身体に与えられたストレスは
そのまま心へのストレスへつながります。
これらの事柄は一般の人が思っている以上に
「心の健康」を保つ上では重要だと僕は思っています。
また、一つ前の記事にも書いた
「日常的にイライラしている人」は
実は、何らかの「身体の不健康(つまり、病気)」を
抱えている可能性が高い、と僕は考えています。
(勿論、自分の立場でしか物事を考えられていない
という側面もあるとは思いますが)
ある程度以上の年齢になると
イライラしやすくなるのには、そんな理由があると思います。
次に「情報処理量の増加」
現代は「仕事」に対してスピードや正確性など、
かなりの情報処理能力を要求されます。
シビアな言い方をすれば、
自分の情報処理能力を超えた仕事を
させられている人もいると思います。
本来、仕事は必ずしも苦痛ではないはずです。
自分の能力にあった仕事はゲーム的で楽しいはずです。
しかし、多くの仕事は年々より高度な情報処理を
求められる様になっているので、
それに対応できなくてストレスを抱えている人は
少なくないと僕は思います。
次に「価値観の多様化」
現代は本当に人によって考え方が違います。
その為、ちょっとしたコミュニケーションを取るにも
小さなストレスを感じがちです。
相手の為にしたつもりでも、
それが上手く伝わらない事も珍しくありません。
真正面から考え方がぶつかる事さえ、ありえます。
自分にとって許せない行為を
「何ら悪い事はしていない」とでも言いたげに
する人も中にはいるでしょう。
日常の他愛も無いコミュニケーションは
心の健康を保つ上で、とても大切な要素です。
これがストレスになりやすい今の社会は
社会として一番重要な機能を
果たせていないのかもしれません。
そして、最後に
「これら全てによって心が不健康な人が社会に増えた事」
人間は良くも悪くも周りの人に影響され易い生き物です。
周りの人が皆笑顔なら、それだけで自然と笑顔になれます。
しかし、逆に皆がイライラしていれば
自分も知らず知らずにイライラしてしまいがちです。
現代はストレスを抱えやすい社会構造をしているので
心が不健康な人が増えています。
そして、その人達が心の健康な人にまで影響を与えています。
そんな風に、今、社会は悪循環している様に
僕には見えています。
僕が思う「心を健康に保てない理由」でした。