以前にも書きましたが、僕にとって言葉は「フィクション」です。
それは、少し表現を代えれば

「エンターテインメント」とも言えます。

つまり、「言葉」は人を笑わせたり泣かせたり喜ばせたり

怒らせたりする「手段」としての一面を持っています。
だから、人は言葉に魅了されます。
だから、その内容を深く吟味せず、

ただ「気持ちいい言葉」を

受け入れてしまう傾向があります。

「夢は願えば必ず叶う」
どう考えても嘘です。
仮に、それが本当なら、

日本は医者やスポーツ選手や芸能人だらけです。
「叶わないのは、願う気持ちが足りないからだ」
これも嘘です。

人間は生まれ持った才能に大きな差があります。
例えば、170cmしか身長が無い男が

NBAでセンター(通常2m以上の選手がするポジション)に
なれる事は絶対にありません。
(身長に限らず生まれ持った

才能の差は実は小さくありません)

この辺りは冷静な大人なら鵜呑みにはしませんが、
こういう「気持ちいいが現実離れした言葉」は

世の中にいくらでもあります。

それが色んな判断を狂わせます。

「神様は乗り越えられない障害を

その人に与えたりしない」

「あなたを必要としている人は必ずいる」

これらの言葉は本当でしょうか?

一つだけ、言い切れる事があります。
「それについて真剣に考えた事が無ければ、

答える事は出来ない」という事です。

自分自身にとって都合のいい言葉、気持ちいい言葉を
ただ受け入れる事は本当は危険な事です。
(とはいえ、何事も自分で考えた上で

決める事など不可能ですが)

もう一度、言います。
「言葉」は「エンターテインメント」としての一面を持っています。
だから、人は言葉に魅了されます。
だから、その内容を深く吟味せず、ただ

「気持ちいい言葉」を受け入れてしまう傾向があります。

でも、「気持ちいい言葉」が「正しい言葉」とは限りません。
「正しい言葉」は、むしろ、あなたにとって

「不快な言葉」かもしれません。

今回は言葉の危険性について書いてみました。