写真家・篠山紀信様が家宅捜索を受け、罰金を支払ったのは記憶にも新しいことですぅ…

その時のことを沈黙を破って、“私の写真はわいせつですか”と題し、「文藝春秋」に福田和也(文芸評論家)との対談形式で掲載されました…

読んでみると…

やっぱり!

一郎が思ってたとおりのことでした…

篠山:
「警察は作品自体のワイセツ性は一切問わず、人に見られる可能性がある所での撮影は総て「公然わいせつ」であると撮影方法のみを問題にしていました。」…

福田:
「何をもってワイセツかという線の引きにくいところには問いも答えも出さないようにしながら、見せしめのように摘発するあたり、警察も周到です。しかしこのままでは、写真だけじゃなくて、映画でもテレビでも、戸外でのヌードという表現がやみくもに規制されることになりますね。…」

まだまだ興味深い対談は続くのですが割愛して…

この事件の問題は…

①日本写真家協会が芸術性を訴えて写真家を擁護しなかったこと…

②芸術活動を法律で縛ったこと…

この2点が問題です…

なんでもかんでも「芸術」といって逃げてはいけませんが、芸術活動を狭めてしまっては「感性」が失われてしまいます…

日本人は古来より感性豊かな民族で、「古池や 蛙飛び込む 水の音」が代表されるように、光や音、風情を大事にしてきた民族です…

その証拠に、外国人と話すと、鳴き声、情景の擬音、鳥、魚、諸動物の名前、色の名前(山吹色、群青色など)などなど、日本語の豊かさ、日本人の感性の豊かさがわかります…

先日も都条例『非実在犯罪規制』が話題になりましたが、「教育上良くない」と聞こえの良い言葉が踊っていますが、「悪を知らずして、何をもって悪とするのか?」が欠けています…

子供にどうやって「悪」を教えるのでしょう?

モラル低下が叫ばれる今、「善と悪」をしっかり考え、教え、伝える時期に来ているのではないでしょうか…

一郎的な考え:
良い教育を受けた人間が善人とは限らない…
だって、完璧な人間なんていないんだよ…
だから人生が面白い…

あちゃ~まじめな話になってしまいましたぁ…

女の子の…アイドルの画像が…

今日は無いぃぃぃ!

ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ

問題の写真集↓
$一郎のブログ えい!えい!おー!といきましょう! NO NUDE by KISHIN 1 20XX TOKYO

文藝春秋 2011年 02月号



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