「AIファースト」と「人間ファースト」は両立しうるか? – WirelessWire News

 

「「AIファースト」と「人間ファースト」は両立しうるか? – WirelessWire News」がちょっと面白い。

Updated by yomoyomo on July 15, 2025, 17:33 pm JST

 

yomoyomo

雑文書き/翻訳者。1973年生まれ。著書に『情報共有の未来』(達人出版会)、訳書に『デジタル音楽の行方』(翔泳社)、『Wiki Way』(ソフトバンク クリエイティブ)、『ウェブログ・ハンドブック』(毎日コミュニケーションズ)がある。ネットを中心にコラムから翻訳まで横断的に執筆活動を続ける。」

 

「もう少し明るいシナリオということで、最後にティム・オライリーの「AIファーストだからこそ人間ファースト」を紹介したいと思います。

 オライリーメディア社で推進するAIを中核とした製品開発アプローチを表現するにあたり、オライリーは「AIネイティブ」という表現を好んで使いますが、社内スタッフとの会話で時々「AIファースト」という言葉も使ってきたそうです。しかし、メディアでは「AIファースト」という言葉は、「AIで人間を置き換えること」を指すようになったのを知り、驚くとともに失望したと書きます。」

 

「続けてオライリーは、かつての「モバイルファースト」のようなアプローチがAIにも必要だと説きます。単に過去のやり方をAIでより迅速かつコスト効率良くやろうとするのは、コスト削減は実現できるかもしれないが、顧客を驚かせ、喜ばせることはできないと言います。ChatGPTやClaudeのAIチャットボットは、ユーザーの期待を完全に再定義したのだから、我々が本当に目指すべきは、AIを活用して顧客とコンテンツのインタラクションをより豊かで自然な、つまりより人間らしいものにすることなのです。

 ここで避けるべきは、いわゆる「新しい酒を古い革袋に盛る」やり方で、つまりは従来のウェブやモバイルのインタフェースから設計を始めるのではなく、AIとのインストラクションをプロトタイプすべきであり、まさに「AIファースト」という言葉が当てはまるわけです。」

 

 

小松 仁