美少女以外のヒロインは可能か? 宮崎駿の答えを読み解く – WirelessWire News
「美少女以外のヒロインは可能か? 宮崎駿の答えを読み解く – WirelessWire News」がちょっと面白い。
「小松原織香(こまつばら・おりか)
1982年生まれ。2016年大阪府立大学大学院人間社会学研究科人間科学専攻博士号取得。『性暴力と修復的司法: 対話の先にあるもの』(成文堂 2017年)で西尾学術奨励賞(ジェンダー法学会)受賞。『〈被害者の情念〉から〈被害者の表現〉へ―水俣病「一株運動」(1970年)における被害者・加害者対話を検討する』(『現代生命哲学研究』2018年)で社会倫理研究奨励賞(南山大学社会倫理研究所)受賞。近著は『当事者は嘘をつく』(筑摩書房 2022年)。」
「宮崎駿は「美少女以外のヒロインは可能か?」という問いに対して、作品を通して「可能だ」と見事に答えてみせた。そのとき、作品は大人の感性に訴える詩情的なアートの志向性を持つことになった。そして、詩的な作品について、創作者が解説するのはナンセンスである。宮崎がこの作品に沈黙するのは正解だ。したがって、「ハウルの動く城」が「よくわからない」という評価を受けるのは、子どもではなく高齢女性をヒロインに据えた時点で不可避であった。」
小松 仁
