チャットGPTの米オープンAI、営利企業への転換を断念…AI開発で「利益より公益重視」

 

「チャットGPTの米オープンAI、営利企業への転換を断念…AI開発で「利益より公益重視」」がちょっと面白い。

 

「対話型AI(人工知能)サービス「チャットGPT」を開発した米オープンAIは5日、営利企業への転換を断念すると発表した。営利企業化により、生成AIの開発に必要な資金を投資家から集めやすくする狙いがあったが、安全対策が後回しになるとの懸念が関係者から指摘されていた。

 発表によれば、非営利組織が営利子会社を監督する体制を今後も継続する。これにより、非営利組織の判断の下、自社の利益よりも公益を重視したAI開発が可能になるとしている。」

 

「創業者の一人である米実業家のイーロン・マスク氏が、設立当初の理念に反するなどとして、営利企業化の差し止めを求めて訴訟を起こした。24年にノーベル物理学賞を受賞したAI研究の第一人者、ジェフリー・ヒントン氏も営利企業化への転換に反対の方針を表明するなど、批判の声が高まっていた。」

 

オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者

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小松 仁