第3シーズン第60回目のポッドキャスト配信:茶道の記憶をオープンソースに:デジタル時代の文化継承の形とは|伊藤穰一 x 伊住禮次郎 - Joi Ito's Web - 日本語
「茶道の記憶をオープンソースに:デジタル時代の文化継承の形とは|伊藤穰一 x 伊住禮次郎」(Joi Ito's Web)がちょっと面白い。
「茶道にはいろいろなモジュールがあるわけですが、どの部分をデジタル化すべきで、どの部分をすべきでないのか、まだはっきりとは分かっていません。ですが、まずは自分自身が開催している茶事や茶会の茶会記や道具のデータベースから始めてみました。禮次郎さんやその他の多くの方々と一緒に、文化的に適切なかたちでデジタル技術を活用し、このような情報を共有・整理する方法を探っていけることを楽しみにしています。
茶会記の記録と研究は茶道の重要な側面であり、私はまだ学ぶことがたくさんありますが、禮次郎さんのような方々がいてくれることを心強く思っています。
- Joi」
「ここからはシナダがお届けします。 茶会記の話、めちゃめちゃ面白かったですね。データがまとまって学習されれば、きっとAIが当時の話含め、読み取ってくれたりするんでしょうね。 しかしデータをデジタルにまとめるって、なかなか大変そう...。
中でも私が興味があるのは、お茶菓子のデータベース作り。日本って全国津々浦々さまざまな和菓子、お茶菓子があり、そしてそれぞれに込められた物語がある。食いしん坊の私、ぜひ参加したいと思ってます。
Joiさん、伊住さん!プロジェクトに混ぜてください!」
「Completion Bond
日本語では、完成保証証券と呼ぶものだそうで、映画制作の現場で投資家の負う完成リスクを保証会社にヘッジするシステムなんだとか。欧米ではもう当たり前の仕組みなんだそう。
制作側にとっては投資を集めやすく、投資家にとっては安心して出資できる仕組みになっっているそう。予算オーバーや遅延が起きても、保証会社が不足分を補填したりスケジュール管理をしてくれるから安心して進められるんですね。この仕組みを支える現場監視の制作経験者や予算管理のプロたち。映画界の縁の下の力持ち的存在です。」
小松 仁
