MIT Tech Review: 「大企業」グーグルのAI新機能に見る、イノベーションのジレンマ

 

「MIT Tech Review: 「大企業」グーグルのAI新機能に見る、イノベーションのジレンマ」がちょっと面白い。

 

「グーグルは20年以上にわたってインターネット検索を独占してきた。その市場支配力がAI時代のイノベーションを妨げているのだろうか?

・グーグルの新機能はチャットGPTに追いつくことが目的で革新性に欠ける

・グーグルはユーザーデータを活用した有用な結果の提供に課題がある

・グーグルは中核事業の周辺で革新を起こすことが難しい状況にある」

 

「マット・ホーナン [ Mat Honan ]

米国版 編集長

MITテクノロジーレビューのグローバル編集長。前職のバズフィード・ニュースでは責任編集者を務め、テクノロジー取材班を立ち上げた。同チームはジョージ・ポルク賞、リビングストン賞、ピューリッツァー賞を受賞している。バズフィード以前は、ワイアード誌のコラムニスト/上級ライターとして、20年以上にわたってテック業界を取材してきた。」

 

「昨年末、オープンAIが検索機能を準備していた際に、同社の幹部から言われたことを思い出す。オープンAIには、グーグルのような巨大な既存事業がないからこそ、より自由に革新できるのだという。確かに、オープンAIが資金を燃やし続ける一方で、グーグルは資金を生み出している。だが、オープンAIの場合、グーグルのように現金収入源である従来の検索サービスを殺すことを心配せずに、実験をできる余裕がある(少なくとも資金が尽きるまでは)。」

 

Sarah Rogers / MITTR | Logo Google

 

小松 仁