30年かけてたどり着いたシリコンバレーの本質 【前篇】演繹思考が生むイノベーション - Executive Foresight Online:日立

30年かけてたどり着いたシリコンバレーの本質 【後篇】広い視野と先を読む資質を鍛える - Executive Foresight Online:日立

 

「30年かけてたどり着いたシリコンバレーの本質 演繹思考が生むイノベーション 」(Executive Foresight Online)がちょっと面白い。

 

校條浩(めんじょう・ひろし)

ベンチャーキャピタリスト(VC)、先進VC支援、新事業創造アドバイザー。シリコンバレーに本拠を置く NSVウルフ・キャピタル共同代表パートナー。小西六写真工業(現コニカミノルタ)にて写真フィルムの開発に従事し、ボストン・コンサルティング・グループを経て、1991年に米国シリコンバレーに渡る。94年よりハイテクコンサルティングの草分け、マッケンナ・グループのパートナーに就任。2002年にリチャード・メルモンと新事業創造推進のネットサービス・ベンチャーズを共同創業。2011年には、先進VCに出資し、その投資先企業にも協調投資するVC、NSVウルフ・キャピタルをメルモンと立ち上げ、イノベーションを先導している。著書に『演繹革命』(左右社)、『ITの正体』(湧川隆次氏との共著、インプレスR&D)、訳書に『リアルタイム 未来への予言』(レジス・マッケンナ著、ダイヤモンド社)など。」

 

「日本企業が帰納思考に陥るのはなぜか。校條氏はその要因は学校教育にあると感じている。「『4つの中から正しいものを選びなさい』といった選択肢から正解を選ぶ試験が典型的ですが、正答主義のなかで良い成績を取り、偏差値の高い人から有名な大企業に就職し、社内でも失敗なく仕事をこなし、過去から引き継いだ事業を着実に成長させた人が経営幹部になります。子どもの頃からずっと同じ価値観の中で生きているのです」」

 

「その後シリコンバレーにおいて、ハイテク分野のコンサルタントの先駆けであるレジス・マッケンナ氏と一緒に仕事をするようになって、その教えを改めて実感した。「マッケンナは、今のソリューションしか知らない顧客は、そのソリューションの外や先にあることは想像できないと言いました。だから顧客に成り代わって未来を想像しなければならない、顧客の代理でなくてはならないというのです」」

 

「「ムーアの法則を超えるような変化が、いまAIによって起こりつつあり、これから先どうなるかは、まだ予測がつきません。ただ、予測のつかない大変化が起きても、仮説検証を繰り返し、失敗したらやりなおすというシリコンバレーの本質は変わりません。最近のシリコンバレーでは、黒い髪の挑戦者が増えています。数ではインド人や中国人が圧倒的に多いですし、韓国人も、人数は少ないものの、影響力が大きくなっているのを感じます。では日本人はと言うと、VCの中枢を担うようなポジションにはほんの一握りです。日本人の起業家ももっと出てきてほしい」」

 

 

小松 仁