MIT Tech Review: 「顔パス」で急成長、 空港から日常生活へ拡大する生体認証企業の野望

 

「MIT Tech Review: 「顔パス」で急成長、 空港から日常生活へ拡大する生体認証企業の野望」」がちょっと面白い。

 

「アイリーン・グオ[ Eileen Guo ]

米国版 特集・調査担当上級記者

特集・調査担当の上級記者として、テクノロジー産業がどのように私たちの世界を形作っているのか、その過程でしばしば既存の不公正や不平等を定着させているのかをテーマに取材している。以前は、フリーランスの記者およびオーディオ・プロデューサーとして、ニューヨーク・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙、ナショナル・ジオグラフィック誌、ワイアードなどで活動していた。」

 

「生体認証企業のクリア・セキュアは、米国の空港の保安検査で「顔パス」による優先レーンを提供し、2700万人を超える会員を獲得している。今では病院の受付やスポーツ施設への入場まで、サービスを急速に拡大しているが、データ管理や監視社会化の懸念も指摘されている。」

 

「現在、クリア・セキュアは新たな変革の真っただ中にある。空港での虹彩スキャンと指紋認証を、顔認証に置き換えるというものだ。これは「運輸保安庁が要求する本人確認のアップグレード」の一環であると、同庁の広報担当者はMITテクノロジーレビュー宛てのメールで述べている。

 クリア・セキュアのサイドマン・ベッカーCEOは2017年にジャーナリストのスウィッシャーとグッドに、長い間「最高レベルのセキュリティを目的とした」顔認識テクノロジーは「本格的な運用には至っていませんでした」と語った。そして「5つの9」、つまり「一致率と精度の観点から99.999%」には満たなかったと付け加えた。しかし、今日、顔認識テクノロジーは「大幅に改良」され、同社は「撮影能力、ピント合わせ、照明の改善による画質の向上」に投資してきたとクイント広報担当は説明する。」

 

2021年、ニューヨーク証券取引所でベルを鳴らすクリア・セキュアのキャリン・サイドマン・ベッカーCEO(左)。 NYSE VIA TWITTER

 

小松 仁