MIT Tech Review: メタ、材料科学向けの最大規模のデータセットとAIモデルを無償公開

 

「MIT Tech Review: メタ、材料科学向けの最大規模のデータセットとAIモデルを無償公開」がちょっと面白い。

 

「メタは、材料科学において最大規模のデータセットとAIモデル「オープン・マテリアルズ2024(Open Materials 2024、OMat24)」を無償で公開した。材料科学分野の大規模データセットが公開されるのは異例で、新材料の発見につながる研究が加速しそうだ。

・メタが材料科学の発展を支援する大規模データセットとモデルを公開した

・データセットは1億1000万のデータポイントを含み従来のものを大幅に上回る

・データセットの公開により材料科学分野の研究加速が期待される」

 

「新材料を発見するために、科学者たちは周期表に記載された元素の特性を計算し、コンピューター上でさまざまな組み合わせをシミュレーションしている。この作業はたとえば、より優れた電池の製造や新しい持続可能な燃料の開発など、気候変動の緩和に寄与する特性を備えた材料の発見につながる可能性がある。

 だが、こうした作業には大規模なデータセットが必要とされる一方で、これらのデータセットは入手困難なものでもある。データセットの作成には大量の計算能力が必要で、多額の費用が必要だ。また、現存する主要なデータセットとモデルの多くは公開されておらず、研究者が自由に利用できるものではない。メタが支援を目指しているのが、この部分だ。同社は、新たなデータセットとモデルを10月18日に無償で公開し、オープンソースとして提供する。このデータセットとモデルはハギング・フェイス(Hugging Face)から自由にダウンロードでき、編集・利用が可能だ。」

 

「データセットの作成には膨大な計算能力が必要であり、メタはその能力を持つ世界でも数少ない企業の1つである。メタのジトニックによると、同社の取り組みには別の動機が存在するという。スマート拡張現実(AR)メガネをより手頃な価格にするための、新材料を発見したいと考えているのだ。」

 

 

小松 仁