「ライドシェア」とは一線画す、相乗りビジネスの成功モデル BlaBlaCar – TECHBLITZ
「「ライドシェア」とは一線画す、相乗りビジネスの成功モデル BlaBlaCar 」(TECHBLITZ)がちょっと面白い。
「まるでヒッチハイクのように、空席のあるドライバーと同じ目的地に向かう乗客を結びつけるプラットフォームを提供するBlaBlaCar(ブラブラカー、本社:フランス・パリ)。ヨーロッパでは長距離旅行の7割超が自動車だというデータもある一方、平均乗車人数は1.9人にとどまっている。このギャップに目を付けたのがビジネスの始まりで、現在は相乗りサービスの枠を飛び越え、世界各地でバス事業も展開する。創業者でCEOのNicolas Brusson氏に、事業の現状や将来の展望について話を聞いた。
・相乗りビジネスに一番必要だったもの
・長距離移動のみ、ライドシェアとの違い
・BlaBlaCarが作ったのは「信頼」と「安全性」
・BlaBlaCar誕生の背景に秘めた思い
・日本市場は魅力的、気がかりは規制の壁 」
「ライドシェア市場には、2つの異なる分野があります。1つは、配車サービスで、これはプロのドライバーが仕事として行う都市内の短距離移動です。通常、パリやニューヨーク、東京といった都市で、10〜20km程度の距離を移動する際に利用されます。この分野では、Uberのような大手企業が多数存在します。」
「一方で、私たちのサービスは消費者対消費者のマーケットプレイスです。ドライバーはプロではなく、学生や教師、看護師といった一般の人々です。彼らは、例えばパリとリヨン間や、デュッセルドルフとミュンヘン間のように、通常300km程度の長距離移動の際に乗客を乗せます。これらの移動は、主に週末や休暇時期に行われます。」
「つまり、ドライバーたちはもともとその移動をする予定があり、乗客を乗せるために特別に運転するのではなく、自分の旅の中で空いている座席に2〜3人の乗客を乗せる形になります。また、私たちのサービスは短距離ではなく、長距離移動を対象としており、この特殊なユースケースにおいて、私たちはほぼ独自のポジションにいます。そのため、直接的な競合はあまり存在しないのです。」
Nicolas Brusson
BlaBlaCar Co-Founder & CEO
パリ・サクレー大学光学研究所で光学の修士号、パリ第11大学で応用物理学の修士号を取得後、2000年にカリフォルニア州バークレーのDiCon Fiberopticsでキャリアをスタート。その後、ロンドンのAmadeus Capital Partnersに移り、消費者向けインターネットおよび通信分野への投資を専門とするベンチャーキャピタリストとして活躍。2007年にINSEADでMBAを取得した頃、BlaBlaCarを共同創業しCOOに就任。2016年から現職。
小松 仁
