MIT Tech Review: 52基の人工衛星とAIで 世界中の山火事を見張るグーグルの新プロジェクト (technologyreview.jp)

 

「MIT Tech Review: 52基の人工衛星とAIで 世界中の山火事を見張るグーグルの新プロジェクト 」(technologyreview.jp)がちょっと面白い。

 

ジェームス・テンプル[ James Temple ]

米国版 エネルギー担当上級編集者

MITテクノロジーレビュー[米国版]のエネルギー担当上級編集者です。特に再生可能エネルギーと気候変動に対処するテクノロジーの取材に取り組んでいます。前職ではバージ(The Verge)の上級ディレクターを務めており、それ以前はリコード(Recode)の編集長代理、サンフランシスコ・クロニクル紙のコラムニストでした。エネルギーや気候変動の記事を書いていないときは、よく犬の散歩かカリフォルニアの景色をビデオ撮影しています。

 

「グーグルと非営利団体などが立ち上げた新プロジェクトは、52基の人工衛星とAI技術を使って世界中の山火事を検出する計画だ。来年から数年間かけて衛星の打ち上げを進め、消防活動の効率化と被害軽減を目指す。

・グーグルなどが人工衛星52基を打ち上げ山火事を監視する計画を推進

・人工衛星は20分ごとに火災画像を更新しAIで分析する

・山火事の早期発見と消火活動の最適化により被害軽減に貢献する」

 

「グーグルの非営利部門と研究部門は、社会貢献を目的とした「ムーア財団(Moore Foundation)」、環境保護を推進する「環境防衛基金(EDF)」、人工衛星開発企業「ミュオン・スペース(Muon Space)」などと協力し、アース・ファイア・アライアンス(Earth Fire Alliance)を立ち上げ、独自に開発したセンサーを搭載した52基の人工衛星を今後数年間かけて配備する。」

 

「この「ファイアサット(FireSat)」人工衛星は、地球上のあらゆる場所の火災を発見できるもので、5メートル四方ほどの非常に小規模な火災でも検出可能だという。このコンステレーション(衛星群)が完全に配備されれば、約20分ごとに火災画像を更新できるようになる予定だ。」

 

「さまざまなスタートアップが近年、山火事の頻度や深刻度を軽減するためにテクノロジーを活用することを約束している。例えば、森林や草原へのセンサーやカメラの設置、火入れを適切に実行するロボットの開発、火勢抑制剤を投下できる自律型ヘリコプターの配備山火事の挙動を予測し、森林や火災の管理戦略に役立てるためのAIの活用などが掲げられる。」

 

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小松 仁