MIT Tech Review: グーグルが量子エラー訂正でブレークスルー、実用化へ前進 (technologyreview.jp)
「MIT Tech Review: グーグルが量子エラー訂正でブレークスルー、実用化へ前進」がちょっと面白い。
「グーグルは、独自のエラー訂正手法により量子ビットがデータをより長く忠実に保存・操作できるようになるとする研究結果を発表した。実用的な量子コンピューターの実現へ向けた一歩となる。
・グーグルの研究チームが量子エラー訂正で新たな研究成果を発表
・量子コンピューターの実用化に向けて重要な一歩となるブレークスルー
・他の研究チームも独自のアプローチで量子エラー訂正の研究を進めている」
「大きな課題の1つは、量子コンピューターは情報を不正確に保存または操作してしまう可能性があるため、実用的な長さのアルゴリズムを実行できないということである。グーグルの量子AIチームと学術共同研究者による今回の新しい研究は、実際にこれらのエラーを低減するコンポーネントを追加できることを実証している。以前は、工学上の制約により、量子コンピューターにコンポーネントを追加するとエラーが増える傾向にあった。この研究によってついに、エラー訂正が実用的な量子コンピューターの構築に向けた実行可能な戦略であるという考えが裏付けられた。デューク大学の物理学者ケネス・ブラウン教授によると、一部の批評家は、エラー訂正のアプローチが量子コンピューター実現に向けて有効であるかどうか疑問視していたという(ブラウン教授はこの研究には関わっていない)。」
「実用性が保証されたアルゴリズムを実行するには、量子コンピューターは約10億回の論理演算を実行する必要があるとブラウン教授は言う。「そして、10億回の演算に近づいている研究チームはまだないのです」。もうひとつのマイルストーンは、100個の論理的キュービットを持つ量子コンピューターを作ることだ。キュエラはこれを2026年の目標として設定している。その規模の量子コンピューターがあれば、従来のコンピューターでは不可能なシミュレーションが可能になる。グーグルの科学者たちは高品質の論理的キュービット1個を作り出したが、次のステップは、それを使って実際に何かができることを示すことだ。」
Stephanie Arnett / MIT Technology Review | Getty, Wikimedia Commons
小松 仁
