MIT Tech Review: 岩本卓也:「三現主義」でインフラ危機を救う3Dプリンター起業家 (technologyreview.jp)
「MIT Tech Review: 岩本卓也:「三現主義」でインフラ危機を救う3Dプリンター起業家」
「ポリウス(Polyuse)の共同創業者の1人、岩本卓也は、複雑なものに面白さを感じ、建設用3Dプリンターメーカーの起業に至った。インフラの老朽化、建設業界の人手不足という待ったなしの問題に挑んでいる。」
「国内唯一の建設用3Dプリンターメーカー、Polyuse(ポリウス)を大岡 航と共に創業した岩本卓也は、2022年、「Innovators Under 35 Japan (35歳未満のイノベーター)」の1人に選ばれた。」
「日本国内の高速道路や橋、トンネルやダムなどの公共インフラは、高度経済成長期に整備されたものが多い。それらコンクリート構造物は老朽化が進み、ここ数年のうちに多くが耐用年数を迎えるといわれる。一方で、インフラ工事の担い手である土木・建築業では高齢化が進み、10年後には必要な労働者の数に対して約3割が足りなくなるという深刻な状況が予測されている。建設用3Dプリンターは、この問題の解決につながるテクノロジーとして注目されている。」
「ポリウスの建設用3Dプリンターによる施工事例は急増している。施工実績がある都道府県は35、件数にして100を超え、業界での存在感は着実に高まっている。
「私たちの調査では、国内に存在する建設用3Dプリンターは24台。うちポリウス製は2台だけです。ですが、国内の施工事例の70%以上、土木分野に限れば約90%がポリウス製の3Dプリンターによるものです」。」
「ポリウスが会社として大事にしているバリュー(価値観)の1つに「Real-Real-Real」というものがある。机上の空論ではなく、現場・現物をもとに現実を認識した上で問題解決を図ろうという、いわゆる「三現主義」だ。
「実際の状態を見ない限りは、適切に判断できないと思っています。だから、現場を見に行くし、現場で作業している人の話を聞きに行く」。」
岩本卓也(ポリウス)/提供写真
小松 仁
