「冷却原子方式」量子コンピューター、有望株に急浮上 混戦 量子コンピューター(下) - 日本経済新聞 (nikkei.com)
「「冷却原子方式」量子コンピューター、有望株に急浮上 混戦 量子コンピューター(下)」がちょっと面白い。
「量子ビットの誤り(エラー)を訂正できる「誤り耐性量子コンピューター(FTQC)」の有望株として、「冷却原子方式」の量子コンピューターが一気に浮上している。既存方式との違いなどを解説しよう。」
「冷却原子量子方式では、レーザー光によって絶対零度付近である約10マイクロケルビンに冷却した原子(冷却原子)を量子ビットとして使用する。任意の量子ビット間で量子ゲート操作を行うための重要技術が2016年に確立したことから、冷却原子量子方式はここ数年で急速に台頭した。」
「冷却原子方式は「中性原子方式」とも呼ばれる。中性原子方式という呼び方には、原子から電子を1個取り去ったイオンを量子ビットに使用する「イオントラップ方式」と区別する意図がある。本記事では冷却原子方式の呼称を使用する。」
「クエラは24年1月、野心的なロードマップを公表した。まず24年までに物理量子ビットを256個備えた量子コンピューターをリリースする。これにより量子誤り訂正を利用する10個の論理量子ビットを実現する。25年には物理量子ビットの数を3000個以上、論理量子ビットを30個に増やすとする。さらに26年には、1万個以上の物理量子ビットを備え、100個の論理量子ビットを実現できる量子コンピューターをリリースするとしている。
分子研も、30年までには1万物理量子ビット、100論理量子ビットを備えた量子コンピューターの実用化を目指す考えだ。FTQCの実現に向けて、冷却原子量子コンピューターの開発競争は激化していく。」
小松 仁
