第3シーズン第25回目のポッドキャスト配信:内発的モラルが強く"Kawaii"が生存戦略の日本人が、世界とうまく接続するには|伊藤穰一 x 深井龍之介(Coten Radio) - Joi Ito's Web - 日本語

 

内発的モラルが強く"Kawaii"が生存戦略の日本人が、世界とうまく接続するには|伊藤穰一 x 深井龍之介(Coten Radio)」(Joi Ito's Web)がちょっと面白い。

 

「深井龍之介さんとのトークは歴史や地域を越えて、たくさんの点と点がつながり、アイデアが生まれていきました。本当に楽しかった。皆さんもぜひおたのしみいただければうれしいです。

- Joi 」

 

「ここからはシナダがお届けします。 はい、先週警告しておりましたので一部の方を怯えさせてしまったようです。申し訳ない。そして今週のトーク、ついてこれましたでしょうか。Joi Ito's Podcast史上最も難解なトークのひとつとなりました。でも警告されてたにしては、意外にするっといけたのでは?これは、あれです。良質なロース肉でつくった豚カツのようなもの。私も収録時、最初に目の前で聞いたときは、なんとなくわかった気になったものです。しかし、編集素材を何度か聞くうちに、どんどんわからなくなる。ランチで食べた豚カツが胃袋に収まったものの、気づいたら夕飯の時間になっても全くお腹がすかないみたいな感じです。サクサクの衣とシャキシャキのキャベツとご飯とで食べてたら脂のことは気にせず食べれたけど、やっぱりカロリーは摂取してた、みたいな。(伝わってます?) 何度か聞くことで、その難解さがじわじわ聞いてくるはずです。というわけで、噛み締めながら何度もお聞きいただくことをお勧めします。

そしてJoiさんと深井さんの対談はここでおしまいとなります。ですが、来週は出雲出身の社会起業家、矢田明子さんを交えてまだまだ会話は続きます。出雲旅行で夏休みは引っ張りますよ。お楽しみに。」

 

「ファンダム・エコノミー

推し活による経済的効果を横文字にするとこうなりますね。

 

複雑系自己適応型システム

いろいろな要素が複雑に絡み合い、生き物のように物事が進み出すことを言うそうです。隈研吾さんの回で登場した2nd order cyberneticsなんかがまさにこの複雑系自己適応型システムのことらしく、サイバネティクス自体を観察している観察者が含まれ進んでいく。こうすることで、観察者自身が舵を取り、システムの変化に関与することになり、システム自身が自己決定をするようになる。というまるで生き物のように動き出すシステムを指すことだとシナダは理解しました。間違ってたらだれか教えてください。

 

phenomenology

日本語では、現象学というそう。一人称の視点から経験される意識の構造についての研究のことを指すそう。存在論、認識論、論理学、倫理学など、哲学の主要な学問分野とはすこし異なる分野なんだそうで、20世紀初頭、フッサール、ハイデガー、サルトル、メルロ=ポンティなどが確立したんだそうです。 意図性、意識、クオリア、一人称視点などが議論されるそうです。」

 

 

小松 仁