Modern Times | 超高齢化社会を救済する、人民の人民による人民の為のデータ

 

「Modern Times | 超高齢化社会を救済する、人民の人民による人民の為のデータ」がちょっと面白い。

 

「「データの民主化」がもたらす具体的なメリットに、健康状態を把握し疾病の予防に役立てることができる点が挙げられる。住宅IoTプラットフォーム(スマートフォーム)の開発を手掛ける村上知久氏が解説する。」

 

「・スマートホームを取り巻く状況は、発売当初の自動車とよく似ている

エアコン一つ動かすのにいちいちアプリをダウンロードしなければならないのであれば、従来のリモコンで十分だということになる。テレビや照明をコントロールするために、いちいち別のアプリを立ち上げることは果たして人の生活を便利にしているのか。IoTがもたらすものが利便性の追求なのであれば、いくつものアプリを導入し、いちいち人間が動作性を考慮しながら頭や指を動かさなければならないことはまったく理にかなっていない。」

 

「・求められるオープンプラットフォーム

前述の坂村氏も、基本的にはこの考えを軸にTRONや「ハウジングOS」を開発している。

民間企業のなかにも住宅特化型のオープンプラットフォームを自ら開発し、提供するプレイヤーが出てきており、スマートホームを単なる「ガジェット」ではなく、一般でも広く利活用できるインフラとして捉えはじめている。

スマートホームがプラットフォーム型のシステムに支えられれば、いよいよ誰もが使えるものへと変貌していくことになるだろう。」

 

「・スマートホームが普及すれば「不幸な突然死」を回避できる

日常の些細な行動を可視化できるスマートホームが普及すれば「不幸な突然死」を回避できるケースが増えてくるだろう。また現在社会問題化している孤独死などを防ぐ手段になりうる。」

 

村上 知久

村上 知久(むらかみ・ともひさ)

1980年、栃木県生まれ。

大手小売業で10年間家電製品を担当後、卸売企業に転職。Eコマース運営企業でのバイヤー職を経て、スマートリモコンの素晴らしさに感動し、2018年2月に株式会社リンクジャパンに営業職として入社。初期メンバーとして活動する。

週末は家業である稲作農業に従事し、ドローンを活用したスマート農業の実験に取り組んでいる。

 

小松 仁