生成AI検知サイトは「見破ることだけが目的ではない」AI共存社会に向けて〜GPTZeroの創業者に聞く - DG Lab Haus

 

「生成AI検知サイトは「見破ることだけが目的ではない」AI共存社会に向けて〜GPTZeroの創業者に聞く」)がちょっと面白い。

 

「東京生まれのエドワード・ティエンさん(23)は、プリンストン大学在学中にインターンとしてBBCなどのメディアで調査報道に関わってきた。そこで「AIモデルのブラック・ボックス」を究明する必要性を感じたことが、GPTZeroを立ち上げた大きな理由だ。」

 

「GPTZeroの使い方はいたって簡単。サイト上にある入力欄に、判定したい文章をコピーペーストして「検知」のボタンを押すと、瞬時に「AIによる文章」、「人間による文章」、「両方が混ざった文章」の確率がパーセンテージで示される。

 

「開発当初は主に学校の先生などが、生徒が提出したレポートや論文などにAIが使われていないか判定するために使っていたが、今では企業の人材採用や、政府機関の報告書、法的書類などのチェックにも利用されている。

 同社はアメリカやシンガポール、スイスなどの大学や研究所とのパートナーシップも拡大している。それ以外にも、アメリカで最も大きな教員組合のひとつAmerican Federation of Teachers(AFT=アメリカ教員連盟)とも連携して、学校におけるAIの取り扱いに関するガイドラインを作成中だ。」

 

「 ChatGPTが登場し、生成AIが一般社会に浸透して1年以上が経ったが、これからは「AIであることを見破る」ということだけではなく、「AIとどのように付き合って共存していくべきか」ということを考える時期に来ていると、ティエンさんとの会話のなかで改めて感じさせられた。」

 

高校の友人とGPTZeroを立ち上げ

 

小松 仁