テスラが仕掛ける“48V革新”、人手排除のハーネス技術も特許で判明 | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)

 

「テスラが仕掛ける“48V革新”、人手排除のハーネス技術も特許で判明」(日経クロステック)がちょっと面白い。

 

「テスラの発想は自由で大胆だ。代表例が、「ギガプレス」や「メガキャスティング」といった名称でテスラが使う生産技術である。数十点の板金部品で造っていた部品をアルミダイカストの一体物として成形する技術で、自動車業界では異例だった。

右がギガプレスで造った「モデルY」のボディーで、左はギガプレス適用前の「モデル3」のボディー。(出所:テスラ)

 

「テスラは2020年に導入した。当初は懐疑的だった競合他社も「生産性の面で利点が多い」(ある国内自動車メーカーの幹部)と高く評価する。スウェーデンVolvo Cars(ボルボ)のように、メガキャスティングを導入すると正式表明した自動車メーカーも出てきた。トヨタ自動車は2026年に投入する予定の次世代EVに同様の技術を採用する計画である。テスラの呼称から少し変えて「ギガキャスト」とするが、考え方は同じだ。」

 

テスラCEOのイーロン・マスク氏

同社は2023年11月30日、米テキサス州オースティンの本社でサイバートラックの出荷イベントを開催した。(出所:オンライン配信の映像を日経Automotiveがキャプチャー)

 

小松 仁