「かわいい」系ロボットが登場 今年の米家電見本市CES - DG Lab Haus

 

「「かわいい」系ロボットが登場 今年の米家電見本市CES 」(DG Lab Haus)がちょっと面白い。

 

「開発したのはフランス・パリのスタートアップ企業、エンチャンテッド・ツールズ(Enchanted Tools)。創業者で最高経営責任者(CEO)のジェローム・モンソー(Jerome Monceaux)氏は、「なぜ醜いマシンと一緒にいなければならないのか」と、プレゼンテーションで語った。「彼らの頭部は無くてもいいし、カラフルである必要もない。でも、そんなロボットと一緒にいたいと思うだろうか」

  現在、スタートアップ企業各社が、こうした親しみやすい外見で、一緒にいる人が居心地の悪さや不安を覚えないような支援用ロボットを手掛けている。

 米小売り・IT大手アマゾン・ドットコムも、仕分け作業現場に米アジリティー・ロボティクス(Agility Robotics)の二足歩行ロボット「ディジット(Digit)」を試験的に導入している。映画「スターウォーズ」に登場しても違和感がないような外見をしている。」

 

「米ボストン・ダイナミクスが開発した四足歩行ロボット「スポット(Spot)」に生成AIを組み込む改良を手掛けた、米レバタス(Levatas)のクリス・ニールセン(Chris Nielsen)CEOも、「将来的にはヒューマノイドは一緒に働く『同僚』のような存在になり、ChatGPTのような自然言語インターフェースがより普及するようになるだろう」と予想する。」

 

「CESの会場では、米リッチテック・ロボティクス(Richtech Robotics)が手掛けたバリスタロボットのアダムが来場者にコーヒーを振る舞っていた。

 アダムには新たに生成AIが搭載され、冗談を言うこともできるようになった。」

 

仏スタートアップ「エンチャンテッド・ツールズ」が開発したロボット「ミロキ」。CES開催中に各国のスタートアップが集まる米ラスベガス・ユーレカパークの会場で(2024年1月9日撮影)。(c)Brendan Smialowski / AFP

 

小松 仁