「対話する2人は脳が同調:研究結果 」(WIRED.jp)がちょっと面白い。
「話し手と聴き手の脳をスキャンした実験で、言語というケーブルを介して、話し手と聴き手の脳が接続されるかのようになる状況が明らかになった。相手の話を深く理解するほど、この連動状態は強くなるという。
話をしている人と、それを聴いている人の脳をスキャンしたところ、両者は同様の神経活動を示すことが明らかになった。このような連動状態は、話に対する聴き手の理解度が深いほど密接になるという。
この実験は、2人の被験者がそれぞれ話をしているときと、それを聴いているときの脳の血流変化を、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて調べた初めてのものだ。」
「実験の結果、話し手と聴き手の脳内では、異なる神経サブシステムよりも、むしろ共通のサブシステムが用いられていることが明らかになった。さらに驚くのは、話し手と聴き手の脳における活動領域に、オーバーラップする部分が見られたことだ。
脳スキャンの終了後に被験者に質問したところ、語られた話の内容に聴き手が共感していた場合には、スキャンの結果にも、神経のコール&レスポンスというべき複雑な相互作用が見られた。それはまるで、言語というケーブルを介して、話し手と聴き手の脳が接続されたかのようだ。
「話し手と聴き手は、同一の語彙、文法構造、および文脈を共有している。しかもそれは単に理屈の上だけでなく、文字通り脳内で起こっているのだ」とHasson氏(プリンストン大学の神経科学者)は話す。」
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小松 仁
