浮体式原発、英社に出資 今治造船・尾道造船など13社 - 日本経済新聞 (nikkei.com)
「浮体式原発、英社に出資 今治造船・尾道造船など13社」(日本経済新聞)がちょっと面白い。
「海に浮かぶ浮体式原子力発電所の開発プロジェクトに日本企業が参画する。今治造船や尾道造船(神戸市)など13社が英新興企業に約8000万ドル(約100億円)を出資した。浮体式原発は地震の影響を受けにくく、陸上の原発に比べ建設費用も下げることができる。脱炭素で世界的に需要増が見込まれるなか、海外で同プロジェクトの実績を積んだうえで、日本での展開も検討する。」
「日本企業が出資するのは英新興のコアパワー社。2018年設立で海洋の規制に関するコンサルティングやエンジニアリングを手掛ける。今治や尾道といった造船会社や商社など13社がコアパワーの第三者割当増資を引き受けた。資本金は約1億ドルとなり、日本勢が過半出資することになる。
コアパワーは、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が出資する米テラパワーや電力・ガス事業の米サザン・カンパニー、核燃料サイクルの仏オラノと共同で浮体式原発を開発している。
4社の浮体式原発は小型モジュールの原子炉(SMR)の一種である溶融塩高速炉(MCFR)を使う。塩を400度以上加熱して液体にして、ウランを溶け込ませる。溶け込んだウランが核分裂して熱エネルギーを得てタービンを回す仕組みだ。固体燃料を使う従来型の原発で必要な加圧設備が不要となるため、小型化できる。炉心溶融や爆発といった事故を起こすリスクも少ない。4社のMCFRの出力は1基あたり30万キロワットで、3〜4基で通常の原発(約100万キロワット)並みとなる。」
英コアパワーなどが開発を進める浮体式原子力発電所のイメージ
小松 仁

