「経営の中枢でAI、テクノロジーを活用する 『AI経営』へと時代はシフトする」(Forbes JAPAN)がちょっと面白い。
松尾豊◎
東京大学大学院工学系研究科教授、日本ディープラーニング協会理事長。1997年東京大学工学部卒業、2002年同大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。産業技術総合研究所研究員、スタンフォード大学CSLI客員研究員などを経て、09年より現職。
楢﨑浩一◎
SOMPOホールディングスデジタル事業オーナーグループCDO執行役専務。1981年、三菱商事に入社。2000年に退社後、アメリカで複数のICT系企業の設立や経営にかかわる。16年にSOMPOホールディングスグループCDOに就任、現在に至る。19年よりPalantirTechnologies Japan CEOを兼務。
馬渕邦美◎
PwCコンサルティング合同会社 マネージングディレクター。大学卒業後、米国のエージェンシー勤務を経て、デジタルエージェンシーのスタートアップを起業。事業を拡大しバイアウトした後、米国のメガ・エージェンシー・グループの日本代表に転身。その後、4社のCEOを歴任、米国メガソーシャルプラットフォーマー役員を経て現職。
谷本有香◎
Forbes JAPAN Web編集部 編集長。
「(松尾):感染症対策から日本全体としては従来の働き方の変化を迫られ、多くの企業がオンラインミーティングの導入など、デジタルを使った働き方を積極的に取り入れるようになりました。従来の働き方を見つめ直すことで、ジョブを明確に定義する必要性や中間管理職の役割の見直しなど、看過されていた課題に向き合うきっかけを得た企業も多かったと思います。ただ、この変化を受け入れる姿勢がこの後も続くか、社会状況がよくなったら現状に満足する状態にまた戻ってしまう企業も多いのではないかと危惧しています。
「(松尾):経営者の技術リテラシーが大きなポイントになりますね。テクノロジーを熟知し、事業についても先見性がある経営者であれば、DX推進への理解も得やすく市場に出やすいのですが、それを説明し理解してもらうところに腐心するような場合、市場に出るまでに時間を費やしてしまいます。さらに言えば、経営者がプログラムを一度でも書いたことがあり、本質的なことを理解しているほうが、聞きかじりの知識でDXを議論するよりもずっと有効な議論になるはずです。プログラミングができる人の絶対数を増やすことは今後必須となっていくでしょう。」
「(松尾):大切なのは顧客への価値提供が、従来と違うかたちで実現されるということ。価値提供のかたちが最適であるなら、後は棋譜のように、現時点からどう進めるとそこに到達できるのかを考えればよいのです。実は、そうした到達への道筋を見極めるための方法論があるのではないかと私は思っています。将来、その仕組みが体系化できれば、日本全体にとっても、さまざまな業界にとっても役立つものになると考えています。」
経営の中枢でAI、テクノロジーを活用する 「AI経営」へと時代はシフトする | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
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IT起業研究所ITInvC 代表小松仁
