「脱炭素占う『CCUS』 米国で新技術、日本も実績」(日本経済新聞)の内容がちょっと面白い。
「2050年に二酸化炭素(CO2)排出を実質ゼロにする『カーボンニュートラル』を実現するには、技術革新が欠かせない。CO2を排ガスなどから回収し、利用・貯留する『CCUS』は脱炭素時代の大きな武器になると期待を集める。特許情報を分析するアスタミューゼ(東京)のデータをもとに、世界の技術動向を探った。」
「CCUSとはCarbon dioxide(二酸化炭素)、Capture(回収)、Utilization(利用)、Storage(貯留)の略。工場などから出る温暖化ガスのCO2を厄介者としてだけでなく資源としても捉え、従来の回収・貯留技術の『CCS』と回収・利用技術の『CCU』を合わせた言葉だ。CO2を集め、水素などと反応させて燃料や化学原料、コンクリートを作ったり、地中深くに埋めたりする技術を指す。」
「米国の新興企業、エア・プロテイン(カリフォルニア州)がCO2を回収してたんぱく質を作って食肉にする技術を開発。親会社であるキベルディ(同)はアスタミューゼが現在の市場で有望な特許を評価する『リーディングプレーヤー』の2位に入った。
NASAは1960年代、限られた資源と空間しかない宇宙船で食料を生産する技術に取り組み、CO2をたんぱく質に変える細菌を見つけた。キベルディはこの成果をヒントに、空気に含まれるCO2や酸素、窒素を原料に動物性たんぱく質と同じ成分を作る細菌を発見した。
この技術で作ったたんぱく質は見た目は淡い褐色の粉末だが、9種類の必須アミノ酸をすべて含んでおり、大豆などの植物性たんぱくにはないビタミンB群も含んでいる。数時間で作ることができ、CO2を有効活用するCCUの有望技術と注目を集める。」
ノルウェーのモングスタッドCO2回収技術センター=写真は同センター提供
脱炭素占う「CCUS」 米国で新技術、日本も実績: 日本経済新聞 (nikkei.com)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD199GP0Z10C21A7000000/
IT起業研究所ITInvC 代表小松仁



