「ドイツ発の空飛ぶクルマがブラジルでも 25年に最大220機」(日経クロステック xTECH)というのはちょっと面白い。
「ブラジルの大手航空会社Azul(アズール)は2021年8月、電動の垂直離着陸(eVTOL)機を手掛けるドイツの新興企業Lilium(リリウム)と戦略的提携を締結し、機体購入に向けた交渉を開始したと明らかにした。アズールは25年に最大220機のeVTOL機を利用した移動サービスを始めることを目指している。その場合、最大10億米ドルに達する契約になるという。単純計算で、アズールはリリウムに対し、eVTOL機1機当たり約5億円を支払うことになる。
アズールは機体の運航と保守を担う他、ブラジルでの型式証明取得に向けてリリウムを支援する。リリウムは機体の他、機体の状況チェック用技術プラットフォーム、交換用バッテリー、スペア部品などを提供する。」
「アズールがeVTOL機を購入する狙いは、環境負荷の低減である。リリウムの機体は、2次電池(バッテリー)の電力だけで飛行する『フル電動型』だ。
アズールだけでなく、航空会社が環境負荷低減を目的に、電動航空機の購入に動いている。例えば米United Airlines(ユナイテッド航空)は米Archer Aviation(アーチャー・アビエーション)のeVTOL機を発注している。」
「リリウムは15年創業で、現在400人以上の技術者を含めた従業員は650人を超えた。21年3月にSPAC(特別買収目的企業)である米Qell Acquisitionとの合併を通じて米NASDAQ(ナスダック)に上場することを発表した。評価額は33億米ドル。この合併を通じて、約8億3000万米ドルの総収入(gross proceed)を獲得できるという。獲得した資金は、24年開始を目標に掲げている商用サービスに向けて利用する。型式証明の取得に向けて費用や生産設備立ち上げなどの費用である。」
7人乗りのリリウムのeVTOL機 (出所:リリウム)
リリウムの機体がブラジルを飛行するイメージ (出所:リリウム)
ドイツ発の空飛ぶクルマがブラジルでも 25年に最大220機 | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01537/00163/
IT起業研究所ITInvC 代表小松仁

