「特許で読み解くテスラ AI急増、電池の熱制御に強み」(日本経済新聞)がちょっと面白い。
「米電気自動車(EV)メーカーのテスラが次世代技術の蓄積を進めている。同社が持つ約580の特許を分析したところ、近年は人工知能(AI)関連の特許を集中的に増やしたことがわかった。電池の熱制御についても他社にない独自の特許を取得している。自動運転などの安全機能を高めつつ、競争力の土台となるEVの性能向上で先手を打つ戦略が透ける。
特許情報の分析を手掛ける知財ランドスケープの協力を得て、テスラが設立された2003年から21年3月までに出願・公開された特許を分析した。」
「これまで車載電池の基幹部品『セル』についてはパナソニックや中国・寧徳時代新能源科技(CATL)など外部から調達していた。20年9月には、同部品も自社生産に乗り出す計画を発表。電極の成形に溶剤を使わない新たな製造技術を確立し、容量当たりの製造コストを現在の半分以下に下げることを目指している。
詳細は明らかにしていないが、22年にはEV140万台分に相当する年間100ギガワット時のセルを自社生産する能力を持つという。これは米ネバダ州でパナソニックと共同運営する巨大電池工場の約2.5倍の規模だ。
米マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院などで講師を務めるルー・シプリー氏は既存の技術や生産設備を陳腐化させることさえいとわないマスク氏のスピード感について『自動車メーカーよりも米グーグルや米アマゾン・ドット・コムに似ている』と指摘する。ネット企業のような指数関数的な成長への意欲が、米ゼネラル・モーターズ(GM)や米フォード・モーターなどを上回る時価総額につながっている。」
特許で読み解くテスラ AI急増、電池の熱制御に強み: 日本経済新聞 (nikkei.com)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC147BG0U1A610C2000000/?n_cid=NMAIL006_20210802_A
マスクCEOはスピード経営が強み(写真はロイター)
IT起業研究所ITInvC代表 小松仁



