平野卿子(翻訳家)さんが、「うつは外国語で治る? 言語は性格を変える」(Newsweek記事)と記しているのは面白い。

 

https://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2020/10/post-94664_2.php

TakakoWatanabe-iStock.

 

・錦織選手は二重人格なのか? いや、そうではない。錦織選手に限らず、外国語を話すと性格が変わるという人は多い。

 

・「言語が性格を変える」とは、言語にはそれぞれ性格があるということでもある。

 

・「わたしたちは誰でも母語以外の言語でくよくよするのは得意ではありません」と指摘するのは、『落ち込みやすいあなたへ――「うつ」も「燃え尽き症候群」も自分で断ち切れる』の著者であるドイツ人臨床心理士のクラウス・ベルンハルト。

ネガティブ思考が原因でうつになった人たちに外国語で考えてみるように指導したところ、症状が軽くなったというのを読んで、なるほどと思った。

母語とは違い、外国語は距離があるために客観的になりやすい。したがって、自分のことを「他人事」のように考える思考回路が作動するのだろう。

 

IT起業研究所ITInvC代表 小松仁