米国セントジョージ在住のHisami Ohshibaさんが、noteに「コロナ禍でのアメリカ生活㉙『"Helper's high(他者を助ける・思いやる行動によって得られる幸福感)"を持とうよ』」と記しているのが面白い。

 

https://note.com/hisamioh/n/n6dd7dfa55609?fbclid=IwAR2SqXWnNjTBKU6zGxfiYcIHZTN8lC1BERC3z1lH2wfgZzw3aFIYlOJlu1s

 

・"Runner's high"とは異なる"Helper's high"とも言うべき「幸福感」が、他人を助けたり、思いやったりすると現れることが、科学的にも実証されつつあるという。

 

・なお、2015年頃からの研究により、Runner's highをもたらせる物質はβエンドルフィンではなく、体内で生成される脳内麻薬の一種である内在性カンナビノイドに属する化学物質であるとする説も提示されているようだ。

 

・これも検証実験から言われていることで、「他者を助ける或いは思いやる行為」によって、脳内でエンドルフィンが大量に放出されて、"Helper's high"とも言うべき「幸福感・多倖感」で満たされ、それにより血圧も下がりストレスも緩和されるという。

 

・社会生活を営むことで人類が人類として発展してきた経緯を考えると、長い人類史において獲得した"biochemical bases for reward(生化学基盤のための報酬)"ともいうべきものではないか? 言い換えると「他者を助ける」という人間社会の根幹ともいうべき重要なマインドセット及び行動を継続させるために、人間は進化の過程でこの行為に「幸福感」という報酬のメカニズムを獲得してきたのではないか?といのは面白い。

 

・「利他主義や協力、信頼、思いやりなどの向社会的な行動」は、社会が正常に機能するために必須のもので、人類の共有文化の一環ともいえるというのは、尤もだと思う。

 

IT起業研究所ITInvC代表 小松仁