Signifiant Style「自身の限界をスタートアップ経営者が認識することの重要性」の内容が参考になるかもしれない。
https://signifiant.jp/articles/self-limit/
朝倉祐介(シニフィアン共同代表)
小林賢治(同上)
村上誠典(同上)
・組織も事業も小さい頃は、1人で営業も採用もこなし、開発にもコーポレート周りにも目を光らせるという感じでやっていたかもしれない。しかし、より大きな事業体、組織体になるにつれ「ここは、より専門性が高い人の力をレバレッジしなければ」「こういう人の力を借りる必要がある」といったことを、適切に受け止められるようにならないといけない。
・経営者はいくつかの重要な経営課題に直面したとき、まずそれらをきっちり分解して把握できるかということが求められると思う。そのうえで、より良い経営的観点を取り入れるにあたり、自分のウイークポイントと強みをしっかり客観的に把握できることが重要だと考えている。
・そこで「全部僕がやれば一番いいんだ」と言う人だと、結局、その人のリソースや工数、能力がボトルネックになってしまう。
限界を知るというのは、客観的に自分の能力を把握できているかということ。仕事をする上で常に忘れてはいけないのは、「自分がベストではない」という謙虚な気持ちだろう。
・どんな優れた起業家であっても、会社が成長したフェーズで何でもかんでも自分でやれること自体あり得ないはずだ。それは恥ずかしいことでもなんでもない。そういうものだと認識した上で、自分の得意なところにどうやってフォーカスできる環境を作れるかが大切だろう。
・芯が強いのは大事だが、それと相反する視点で自分を客観的に疑えるかどうか。そのバランス感覚も、起業家に必要な資質の1つなのかなと思う。
・会社の初期段階であれば、創業経営者がありとあらゆるロールを担って組織を前進させるといった局面もあるわけだが、会社が大きくなっているのに、自分が動かないと何もできない組織になってしまっているのであれば、それは経営者自身に原因があるのだと思う。
自分は何ができて、逆に何ができないのか。その上で、誰かの助けをどういったところに求めなければいけないのか。それらを的確に切り分けるのは重要なことなのだろう。
IT起業研究所ITInvC代表 小松仁
