著書「サピエンス全史」で人類の発展の歴史をひもといたイスラエルの歴史学者、ユヴァル・ハラリ氏が、新型コロナウイルスの脅威に直面する世界に今後の指針を示しているのが、興味深く参考になると思う。

(日本経済新聞への寄稿)

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57374690Y0A320C2000000/

電子顕微鏡で撮った新型コロナに感染して死んだ、色づけされた細胞の写真。緑部分がSARS-COV2ウイルスで死んだ細胞で、黄色の粒子が新型コロナウイルス=NIH・ロイター

 

・我々の目の前には、自国を優先し各国との協力を拒む道を歩むのか、グローバルに結束していくのかという2つの選択肢がある。

 

・前者を選べば危機は長期化し、将来さらに恐ろしい悲劇が待つことになるだろう。

 

・後者を選べば新型コロナに勝利するだけでなく、21世紀に人類を襲うであろう様々な病気の大流行や危機にも勝利することができる。

 

IT起業研究所ITInvC代表 小松仁