経営学の泰斗、コトラー教授は新型コロナウイルスの影響が「ニューノーマル」をもたらすとみているようで、参考になるかもしれない。
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00030/041600098/?P=1
米ノースウエスタン大学ケロッグスクール教授 フィリップ・コトラー氏
・経営者は新しい状況に適応しながら、回復力を高め、創造力を発揮すべきだ。決断を誤れば、ブランド価値の毀損にもつながりかねないという。
・バリュープロポジション(競合と違うポイントをメッセージの中に入れていくこと)、製品ライン、市場セグメント、価格設定、チャネル、および地理的領域を見直さなければならない。企業は忠誠度の高い顧客の興味を引き付けて維持するためには、ソーシャル・プログラムやパーソナライゼーションへの投資が継続的に必要であることが見えてくるだろうという。
・困難を乗り越えながら、企業は「顧客をどのように維持するか」「どの従業員を解雇するか」「どのサプライヤーやディストリビューターと取引を続けるのか、あるいは打ち切るのか」「誰に対してどんなサポートをするのか」などを決定していくことになる。こうした一連の決断を、長い間築いたブランドや評価を損なうことなくできるかどうか。決断の在り方によって、様々な影響が出てくるはずだという。
・状況は厳しくとも、新型コロナウイルスの感染はいつか収束する。そのときに備えて「電源をすぐに再びオンにできる」ようにしておくのだ。すなわち、マーケティングのプログラム、商品の価格、販売チャネルを調整することによって、自社にとって最適な位置、状況、サイクルを維持できるように準備しておくべきだという。
IT起業研究所ITInvC代表 小松仁
