シリコンバレーのHiroshi Menjoさんが紹介している孫 泰蔵氏(孫正義氏の弟さん)の「後知恵バイアス(hindsight bias)」の話は、興味深く参考になると思う。
https://www.facebook.com/taizoson?__tn__=%2CdC-R-R&eid=ARA06x8vktBupshYDURKvk3YZomCrsk1UFK83tNMrxx-8s0EIgkWeRCcf1PyGrwNzeP70xKOuZFclZ-Z&hc_ref=ARRC3i7vBXdsfPkcTDtc3uhfNZl8MmawakFqjiULsDsfDcJfeUXN4G2jn1WBcyywZas&fref=nf
・重要な物事を判断したり決定したりする際に、人はこれまでの習慣や固定観念、先入観などに引きずられて、まったく合理的ではない判断をしてしまうことがよくあり、それを心理学では「認知バイアス(cognitive bias)」と呼ぶ。
・危機の時には、リスクを取って思いきって大胆な行動をするべき時がある。しかし、結果論で失敗を断罪する社会だと、勇気を持ってそういう行動を起こしてくれる人が誰もいなくなってしまう。
・失敗した人に猛省を促そうと責めたてれば責めたてるほど、最終的には誰も行動を変えることができなくなってしまうというパラドックスが生じてしまう。具体的には、COVID-19について本来取るべき早め早めの大胆な施策や対応を誰も打たなくなる(打てなくなる)。
・結果論で評価する社会は、
誰かが失敗する → 結果論で責め立てる → 萎縮する → 先手を打たなくなる → 後手に回る → 手遅れになる
という構造を常にはらんでいる。
・大事なのは、「ああ、今の自分のこの考えや感情にはバイアスがかかってるな」ということを認識することだ。「あ、結果論でもの言ってる」ということを自覚できれば、人を責めたりすることもなくなるし、責められても(ちょっとは)平気でいられるようになるかと思う。
IT起業研究所ITInvC代表 小松仁
