米グーグルの持ち株会社アルファベットが二足歩行ロボットの開発を中止したらしい。2013年に東京大学発ベンチャーのSCHAFTを買収してこの分野に参入したが、社内では早期の事業化が難しいと判断したもようだ。年内にもプロジェクトを解散し、開発を担当してきた社員は配置転換する方向で調整するという。
 
SCHAFTは東大の助教を務めた中西雄飛氏らが12年に設立し、人間が近づけない災害現場での人命救助などに使える二足歩行ロボットを開発してきたもので、国内で成長に向けた資金を調達しようと試みたが増資を引き受ける投資家が見つからず、グーグルに支援を要請した経緯がある。
 
・シリコンバレーのTechMom海部美知さんが、次のようにコメントしているのは的を射ていると思う。
 
「いくつかのコメントで「出口」という用語が使われているのが象徴しているように、この種のロボットはニーズからの『プル』ではなく、やりたい人の『プッシュ』からいつまでたっても脱することができないのが問題と思います。
夢もいいですが、真剣に困っている企業や人を助けられる、適切なコストで可能な技術が欲しいものです。」
 
 
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IT起業研究所ITInvC代表 小松仁