電動バイクやドローン事業など新たな事業に挑戦し続けるテラモーターズの徳重徹社長の話が、興味深く参考になると思う。
 

 
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・起業とは基本的に無茶な発想と現実をすり合わせながら、市場と顧客を見つけていくプロセスだと思っています。無茶してないのにイノベーションなんか起こるわけがない。
 
・創業者の志というか、考え方が大きく影響するのでしょう。創業者が未来を見越した発想力を持って、大きなリスクを取るかどうかが大事だと思います。
 
・(ステークホルダーとバランスを取りながらイノベーションを起こすには何が必要か)
トップの「やるんだ」という強い思いでしょう。
 
・新規事業の初期のKPI(重要業績評価指標)は、売上高や利益率ではなく、カスタマーインサイト(顧客の購買意欲の核心)をどれだけ発見できたかだと思います。それを言語化し、プロダクトやサービスにフィードバックして磨き込んでいく必要がある。
 
・(「発想力」とは何ですか)
例えば、2023年の世界はこうなるという解像度を高め、そこから逆算して、今やるべきことを描き出す仮説力です。そのために必要なのは、視野の広さ、大局観です。
 
・それには、失敗を踏まえた肌感覚と勘が大事です。現場で戦ってないと分からない。若い頃から失敗して、いろいろ「やらかして」いると、研ぎ澄まされた勘のようなものが身に付いてくる。経験はとても大事です。
 
・失敗の原因としてよくあるのが、自らのサービスやプロダクトを過大評価してしまうということです。1・5倍ぐらいに評価していると思っていい。事業を立ち上げる人は、自分にはそういったバイアスがかかってることを認識し、バイアスに流されないようにメタ認知力や、冷静に振り返るための内省力がとても大事。
 
・そもそも、新しいことはうまくいかない。うまくいくほうがおかしい。ただ、それぐらい難しいことをやるのが、新規事業やイノベーションです。
 
・スタートアップの66%は当初のプランを大幅に変更(ピボット)しています。そこから成功できるのは一部です。
 
・(スタートアップが失敗する原因で一番多いのは何ですか)
思い込みをベースに、顧客から何も学ばず、つくりたいものをつくっちゃうことです。
 
IT起業研究所ITInvC代表 小松仁