グーグルの子会社Xは、溶融塩を使ったエネルギー貯蔵プロジェクト「マルタ計画」を進めているらしく、この計画を別会社として独立させるため、ビル・ゲイツのエネルギーファンドと手を組む動きがあるという、MIT Technology Review記事(James Temple [米国版]のエネルギー担当上級編集者)が面白い。
 
 
 

 
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発電量が不安定な風力発電や太陽光発電による電力が、総電気供給量に占める割合がより一層高まっており、安価で優れたエネルギー貯蔵は必要不可欠であるのは明らかだろう。
 
提案されたシステムは、太陽光・風力タービンで生成した電力を熱エネルギーに変換し、最終的には、溶融塩が入った巨大なタンクと冷却液が入ったタンクに熱として蓄えられるものらしい。
 
4月に取得された特許および溶融塩を使ったエネルギー貯蔵の基礎を築いた科学者であり、ノーベル賞受賞者であるスタンフォード大学のロバート・ラフリン教授が、このテクノロジーに関して発表した科学論文の補足説明によると、この方法は「高温側から低温側に向かって機械的にタービンを回転させる暖かい空気」を運ぶ熱機関を使うことで、以前の蓄熱システムよりも高効率・低コストを達成できたという。
 
詳細は不明だが、今後に注目したい。
 
IT起業研究所ITInvC代表 小松仁