MIT Technology Review記事「米中ハイテク戦争、次世代スパコン開発でもつばぜり合い」(Martin Giles サンフランシスコ支局長)によれば、中国と米国が、スーパーコンピューターの次のマイルストーンとなるエクサスケール・コンピューティングを実現しようと国の威信をかけた激しい競争を繰り広げているようだ。
 
なお日本と欧州もそれぞれ独自のコンピューター開発に取り組んでおり、日本では2021年、欧州では2023年には稼働が予定されている。
 
データをプロセッサー間で移動させたりストレージに出し入れさせたりするのには大量のエネルギーが必要となるらしく、消費電力を抑えるために、メモリーチップの3次元スタックを計算コアのできるだけ近くに置き、データの移動距離を縮めているらしい。
 
また、中国では、複数のチームが約15のアプリケーション分野に取り組んでいるといい、米国の取り組みは、天体物理学や材料科学を含む25に上る分野に及ぶとされている。
 
本当に大切なのは、強力なコンピューターを、世界中の最も困難な問題の数々を解決するのにいかに役立たせるかということという指摘は的を射ていると思う。
 
IT起業研究所ITInvC代表 小松仁