MIT Technology Review記事「3Dプリントで『生きた肺』臓器の大量製造を目指す米バイオ企業の夢 Inside the effort to print lungs and breathe life into them withstem cells」(Antonio Regalado 米国版 医学生物学担当上級編集者)が面白い。

 
 

 
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組織のバイオプリンティング自体は、決して目新しいアイデアではなく、3Dプリンターは今や、人間の皮膚や、網膜さえ作製できるが、3Dプリンターで作れる組織はこれまで非常に小さいか薄くて、血管のない組織に限られていたようだ。
 

 
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ユナイテッド・セラピューティクス(United Therapeutics)のロスブラットCEOは、現在の3Dプリントされたレプリカは最初の一歩にすぎない、すべて人工的に作られた臓器が近い将来に実現することは期待できない、ユナイテッドの見通しでは、あと12年は無理だろうというのは尤もだと思う。
 
IT起業研究所ITInvC 小松仁