新しいテクノロジーの成熟度や採用率を示すガートナーの「ハイプ・サイクル」で、IoTは、昨年ぐらいまで「過度な期待」のピーク期にあったが、幻滅期に入った(?)という見方があるようだ。
 
実用化まではまだまだ距離があると、課題が浮き彫りになってきたとして、シスコシステムズ鈴木和洋専務(IoT事業統括)が、2つ挙げているのが参考になると思う。
 
1)データを効率的に、しかもセキュアに取得しなければならない。
汚いローデータのままでは処理できないので、データを正規化する必要もある。
 
21社では何もできないため、各社各様の狙いや意図があるなか、それをまとめていくことの難しさ。
 
どんな新しいテクノロジーも、“黎明期”から“本物”になっていくためには、このサイクルを経る必要があるという指摘は、的を射ていると思う。
 
IT起業研究所ITInvC代表 小松仁
 

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