シリコンバレー在住ジャーナリスト瀧口範子さんが、「今後のロボットに『触覚のフィードバック』技術が重要になる理由」で紹介している内容が興味深い。
「ハプティック・フィードバック」あるいは「タクタイル・フィードバック」とも呼ばれる触覚のフィードバックは、触れたモノの手触り、あるいは触れたということがユーザーの感覚に響くような方法で認識されることのようだ。
スタンフォード大学のロボット研究所で開発された水中ロボット「オーシャン・ワン」は、すべてを自律的に行うのではなく、人間とのコラボレーションによって目的を達成するらしい。
触覚フィードバックがあるおかげで、オーシャン・ワンの感じたモノの感覚をオペレーター側が手元に感じることができ、モノをしっかりとつかむことができるというのは、よく理解できる。
さらに、スタンフォード大学機械工学部のCHARMラボというところで、医療に焦点を当てた人間とロボットのコラボレーションのための感触フィードバックの研究が進行中らしい。
IT起業研究所 ITInvC代表 小松仁
