3.11から4年、先日のNHKを始め様々なエピソード、秘話がメディアに出ているようだ。
あの晩、東北新幹線、東北本線、常磐線という大動脈が大きく損壊し、当面の復旧のメドが立たない中、JR社内では「日本海回りの貨物列車は通せるか?」という一点に絞って検討がされたという。
これは、被災直後から、歴史的な「東北大停電」が発生し、直後からガソリン不足の問題が持ち上がる中、東北はまだ雪の舞う寒波に見舞われており、燃料輸送の問題は人命に関わるという判断だったと、冷泉彰彦さんが紹介しているのが、実に興味深いとともに、JRという組織を見直した。
JRは、「震災に関して、わずかでも自慢話になるような内容は一切語らない」ということを強い方針にしてきたという。
平常時は経済合理性を原則としながら、非常時には公益を優先する組織は「どのように設計すれば可能になるのか?」というような切り口で見て行くことはできると思うとしているのは、実に重要な指摘と思う。
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2015/03/post-723_1.php
あの晩、東北新幹線、東北本線、常磐線という大動脈が大きく損壊し、当面の復旧のメドが立たない中、JR社内では「日本海回りの貨物列車は通せるか?」という一点に絞って検討がされたという。
これは、被災直後から、歴史的な「東北大停電」が発生し、直後からガソリン不足の問題が持ち上がる中、東北はまだ雪の舞う寒波に見舞われており、燃料輸送の問題は人命に関わるという判断だったと、冷泉彰彦さんが紹介しているのが、実に興味深いとともに、JRという組織を見直した。
JRは、「震災に関して、わずかでも自慢話になるような内容は一切語らない」ということを強い方針にしてきたという。
平常時は経済合理性を原則としながら、非常時には公益を優先する組織は「どのように設計すれば可能になるのか?」というような切り口で見て行くことはできると思うとしているのは、実に重要な指摘と思う。
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2015/03/post-723_1.php